写真映えするからと、若者を中心にちょっとしたブームとなっているクリームソーダ。それを昭和レトロな喫茶店で味わえるという新鮮さで、人気店となっているのが「不純喫茶ドープ」です。

 

令和の時代においては、昔ながらの純喫茶は非日常を味わうための場所となりつつあります。平日のランチタイムに訪れたところ、店内は20代の女性を中心に大にぎわいでした。

店名の「不純喫茶」とは、昼は喫茶メニューを提供する「純喫茶」で、夜になるとお酒とおつまみも楽しめる「喫茶酒場」ということから名づけられたといいます。

 

そこで今回は純喫茶の人気メニューをご紹介します。

 

 

 

 

「ナポリタン」980円（税込）

 

純喫茶で定番のメニューといえば、ナポリタン。ドープのナポリタンは、ソフト麺を意識した太麺を使用しています。見てください、このボリューム。

 

具には玉ねぎと厚めのベーコンがたっぷり入っていて、コシが強いずっしりとしたパスタと絡めていただきます。まさに昔ながらの懐かしいケチャップソースが太麺によく絡み、シンプルながらも癖になるおいしさ。大満足の一皿です。

 

 

サンドイッチやオムライスなどもあります

 

 

「クリームソーダ（ソーダ味）」640円（税込）

 

ナポリタンと一緒にいただいたのは、お店の人気商品でもある「クリームソーダ」です。ハワイアンブルーの色合いがなんとも爽やかなこと！ クリームソーダ好きが多く訪れる理由の一つは、味の種類が豊富だから。

 

ブルーのソーダ味の他に、グリーンのメロン味、黄色のはちみつレモン味、赤いいちご味があります。並べるとネオンカラーのようでかわいらしいので、写真に撮ってSNSにアップしたくなる気持ちがよくわかりました。

 

 

 

甘めのお酒が充実しています

 

また、これらクリームソーダのソフトドリンクメニューは、お酒としても注文することができます。さすが不純喫茶、なかなかの品揃えです。

 

 

「昭和プリン」580円（税込）

 

食後のデザートには「昭和プリン」を頼みました。今はトロッとした柔らかめのプリンが主流の中、こちらは、幼い頃に家でお母さんが作ってくれたような固めのプリン。

 

 

 

中までずっしりで食べ応えがあります

 

スプーンですくうと、ずっしり身が詰まっている感じがよくわかります。甘さを抑えた卵の風味が濃厚なプリンに、少し苦めのカラメルがよく合います。2つぐらいペロリと食べてしまいたくなる懐かしい味わいでした。

 

 

時間を忘れさせてくれる昭和レトロな店内

 

 

 

レンガ造りの店構えもどこかかわいらしいです

 

店内の商品はすべて電子マネーかクレジットカードのみの決済とのこと。春真っ盛りの今の時期に、散歩ついでに昭和の空間にタイムスリップしに来ませんか。

 

 

不純喫茶ドープ 上野御徒町店
住所　東京都台東区上野1-8-3 上野鈴木ビル1階
営業時間　12：00～23：00（当面の間は19時までの時短営業となります）
定休日　なし
https://www.instagram.com/kissadope/（外部サイトへリンクします）