2021.09.17双子パンダ、這うこともできるようになり動きが活発に!

panda_202109-2_10.jpgジャイアントパンダの双子 左#2・メス、右#1・オス、75日齢(撮影日:2021年9月6日)
公益財団法人 東京動物園協会提供

双子のパンダは職員の話し声や物音に反応して吠えたり、頭を上げるようすが見られていることから、「音」は認識していると考えられています。また、2頭とも一日の大半は寝て過ごすものの、起きている間は動きが活発になってきて、這っての移動もできるようになってきたそうです!
さらに前足で上半身を支えながら頭を持ち上げる動作が増え、この姿勢を保てるようになってきたのことで、体の動かし方を徐々に身につけてきているようです。

panda_202109-2_02.jpgシンシンの子ども#1・オス 82日齢(撮影日:2021年9月13日)
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panda_202109-2_03.jpgシンシンの子ども#2・メス 82日齢(撮影日:2021年9月13日)
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panda_202109-2_01.jpgジャイアントパンダの双子 左#1・オス、右#2・メス、82日齢(撮影日:2021年9月13日)
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2頭とも健康状態は良好で、体重も順調に増加。
子ども(#1オス)
2021年9月14日(83日齢)体重4,640g、2021年9月11日(80日齢)体長55.5cm(約2週間前より+996g、+5.5cm)

panda_202109-2_04.jpgシンシンの子ども#1・オス 75日齢(撮影日:2021年9月6日)
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子ども(#2メス)
2021年9月14日(83日齢)体重4,581g、2021年9月11日(80日齢)体長52.6cm(約2週間前より+916g、+3.1cm)

panda_202109-2_05.jpgシンシンの子ども#2・メス 75日齢(撮影日:2021年9月6日)
公益財団法人 東京動物園協会提供

シンシンは休息時や採食時に子どもから離れる時間が増えていますが、子どもが鳴くとそばに寄って体を舐めたり授乳を行うなど、これまで同様に落ち着いて世話を行っているとのこと。

panda_202109-2_06.jpgシンシンと子ども#1・オス 82日齢(撮影日:2021年9月13日)
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panda_202109-2_07.jpgシンシンと子ども#2・メス 75日齢(撮影日:2021年9月6日)
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シャンシャンは9月7日から放飼場隣の室内展示室の使用も再開(破壊した展示室内のアクリル板の補修が終了したため)。
シンシンとともに健康状態は良好、現在も休息時間は長く採食時間が短い夏季の行動パターンが続き、主に室内で過ごしています。
2021年9月5日測定の結果、リーリーの体重は140.2kg、シャンシャンの体重は90.4kgでした。

panda_202109-2_08.jpgシャンシャン(撮影日:2021年9月13日)
公益財団法人 東京動物園協会提供

上野動物園では、リーリーとシャンシャンをはじめとした、ジャイアントパンダの飼育にさまざまな工夫を施しているのだそう。

ジャイアントパンダは中国の冷涼な山地に生息していることから、気温の高い時期は25℃以下の室温で管理。気温が下がってきてからはシャンシャンも屋外に出す機会も増えているなか、飼育係は採食や行動・周囲の環境などを見て過ごしやすい場所を総合的に判断しているそうです。

えさに関しては、副食と4~5種類のタケを採食状況に合わせて日に3~4回に分けて与えているそうですが、シャンシャンはタケを選り好みすることも多々あるのだとか。時に飼料として購入したタケをまったく食べないことがあり、飼育係は園内のタケを刈って与えたりタケを選び直したりして工夫しているそうです! パンダの性質を熟知し、それぞれのパンダがバランスよく採食と休息、活動の時間をとれるようにという配慮も忘れません。

panda_202109-2_09.jpgリーリー(撮影日:2021年9月13日)
公益財団法人 東京動物園協会提供

ジャイアントパンダは意外と環境の変化に敏感で、急に神経質になるような一面もあるそうなので、なるべく落ち着いた環境を用意し、24時間行動を記録したビデオを観察・分析し、健康維持に努めているそうです。
私たちがパンダの元気な姿を見ていられるのは、飼育係の並々ならぬケアが行き届いているからこそ。ジャイアントパンダのみなならず、たくさんの動物たちと向き合いながら日々研究し、育てているんですね。

以下の動画では、双子パンダが生まれてから現在までの「鳴き声」に注目した、成長のようすがまとめられたものも! これは1996年にオランダのロッテルダム動物園で始まった「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」というイベントのために作成され、慢性疾患や障害のある子どもたちに、閉園後の動物園を楽しんでもらおうという世界的な取り組み。今年はコロナ対策のためオンライン企画として公開されました。
誕生時の小さな体から発せられる精一杯の鳴き声や、シンシンに抱かれて母乳を飲む際の鳴き声など、さまざまな鳴き声を聴き比べてみてください。

音でめぐる上野動物園-07:ジャイアントパンダのふたご~なきごえ~
公益財団法人 東京動物園協会提供

字幕(ひらがな・カタカナ)による解説つき 音でめぐる上野動物園-07:ジャイアントパンダのふたご~なきごえ~
公益財団法人 東京動物園協会提供

ジャイアントパンダのようす 2021年9月13日撮影
公益財団法人 東京動物園協会提供

シンシンと子ども(75日齢)のようす 2021年9月6日撮影
公益財団法人 東京動物園協会提供

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