2015.02.18パンダ恋愛作戦

今年ももうすぐパンダたちにとって恋の季節がやってきます。毎年、動物園は彼らの仲をとりもつために囲いをするなど手助けをしてきましたが、今年は環境に慣れてもらうために、約1ヶ月前倒しで様々な対策を始めました。


1頭しか見えないこともあるよ。ごめんね。1頭しか見えないこともあるよ。ごめんね。

パンダの繁殖期は2月?5月くらい
ジャイアントパンダの繁殖期は一般的に2月から5月の間の2週間くらい。そのうち同居が可能な期間は3日くらいしかありません。大人のパンダは単独生活をするのですが、同居可能な時期を見極めることはとても難しく、タイミングを間違えると喧嘩をして怪我をする可能性があるのです。気温も重要で、昨年は春になってもあまり気温が高くならず、メスの気持ちがピークにならなかったということもあり、同居には至りませんでした。


パンダ舎を囲む壁が登場パンダ舎を囲む壁が登場

作戦1:観覧通路の外側に目隠しフェンスを設置
とてもデリケートな期間でもあるので、出来る限りストレスを与えず、静かに見守ることが大切。二人の愛情を深め、同居を成功させるために動物園は様々な対策をしています。その一つ目の対策が目隠しフェンスの設置。毎年、動物園では同居を実行させる期間とその前後を非公開にして、外からの刺激がないようにします。普段はお客さんがいっぱいで賑やかだけど、このときは二人だけの空間。だけど、急に囲いが出来て景色ががらっと変わってしまうのは不自然ということもあり、今年は直前にガラス面を囲うのではなく、慣れてもらうため早めの対応で観覧通路の外側を囲いました。同居のときになったら観覧通路の入り口と出口を封鎖して、囲いは完了となります。


相手がよく見えるようになったよ相手がよく見えるようになったよ

作戦2:目隠しシートを除去
普段はお互いのストレスにならないよう、2頭が見えないように室内の部屋には目隠しのシートが貼ってあります。繁殖期にはお互いの気持ちを高めてもらうためシートを除去し、2頭をガラス越しに見せて「お見合い」をさせます。まだ刺激が強すぎるのか、間に1部屋を空けて間接的に見える程度ですが、それだけでも内心は喜んでくれているかな。


非公開エリアをうろうろ非公開エリアをうろうろ

作戦3:非公開エリアの馴らし
いざ同居実行というときには、普段生活している運動場ではなく、さらに奥にある非公開の運動場に2頭を入れます。だけど、いきなり慣れない場所に入れられても困惑するかもしれませんので、今年は非公開エリアをはやめに開放して、いつもの運動場と自由に行き来できるようにしました。最初は慣れない環境に興味シンシンで、うろうろ探検していましたが、次第にそこでお昼寝したりごろごろしたりとリラックスしている様子でした。毎年日本中がどきどきワクワクするパンダの恋愛。今年は恋が実って可愛い赤ちゃんが生まれるかな!?

毎日パンダさんの記事は、http://mainichi-panda.jp/

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