2017.01.26

同居作戦2017 前編

今年もジャイアントパンダの繁殖シーズンが近づいてまいりました。例年通り非公開に備えてパンダ舎を囲む壁が設置され、同居に向けた準備が進められています。

今年は早めの対応今年は早めの対応

繁殖に向けた準備を開始
今季の繁殖準備として、まずは12月16日に2匹の視線を遮っていた室内の目隠しを除去。1月16日に目隠しフェンス(通称白壁)を設置しました。例年では繁殖のピークが近くなったときに慌ただしくフェンスを設置していましたが、今年は1月中旬という早めの対応です。パンダにとって大事なときに景色が急に変わるよりは、早くから見慣れていたほうがよさそうです。

いつでも非公開が可能いつでも非公開が可能

パンダ舎を囲む白壁
約2週間の発情期のうち、受精が可能な数日間を迎えると2匹を同じ運動場に同居をさせて、交配を試みます。そのときにお客さんがまわりでがやがやしていると意識が集中できないかもしれません。そのため、いざ同居というときにはパンダ舎を囲う壁の入り口と出口を塞いで完全非公開にします。昨年は2月4日に非公開になりました。残念ながら発情のピークには至らず、同居は見送られました。さて今年はどうなることでしょう。

まだのんびりムードまだのんびりムード

同居はいつかな
12月の中旬あたりからオスのリーリーは水に入って体を冷やしたり、におい付けをしたりと、徐々に発情の兆候を見せはじめました。メスのシンシンはというと、いまのところ外見上はほとんど変化はなさそうです。メスも発情をし始めると水に入ったり、鳴き声を上げたり、食欲が減ったりという変化が見られます。ただし外見だけでピークなのかの判断をすることはできず、ホルモンの値など数値からも分析し、専門家の意見の元で総合的に判断します。

静かに見守っていきたいです静かに見守っていきたいです

ストレスのない空間へ
デリケートな時期になりますので、普段以上にパンダにストレスを与えず、静かに過ごさせてあげることがとっても大切です。観覧通路では高い壁によって音の反響が若干大きくなっています。パンダを見るときには、大きな声を出したり壁をたたいたりしてパンダを刺激しないで、できる限り静かに観察してくださいね。

次回は「うまい!」がキュートなお食事コレクションです。

毎日パンダさんの記事は、http://mainichi-panda.jp/